パワーメーターを導入したい
今年の夏前くらいに、一度フォーチュンバイクさんに、今年2月に発売されたROTOR PowerLT を筆頭にパワーメーターの導入を相談しました。
去年から今年にかけて、パワーメーターの低価格化が進み、お目当てのROTORの他にもTeamSkyが導入した「STAGES」パイオニアも片側にセンサーを配置したモデルも投入し、ホビーライダーにも導入しやすい価格にまで下がったのではないでしょうか。
幸い、フォーチュンバイクさんはパワーメーター販売実績も相当数あり、スタッフにもパワーメーターを使ってトレーニングしてたりと、相談しやすい環境ではありました。
で、まぁ色々判断した結果、今はそれほど必要でもないかな、と踏みとどまり、この夏を越したわけです。
欲しいのはパワーメーターか?否!
ROTORのクランクが欲しいのでは?
そうなんだよ、ROTORのクランクカッコいいんだ。
見てくれ、このROTOR PowerLTクランクを!
本当は、中心が赤くアルマイト処理されたクランクの方がカッコいい。
それと写真はエアロモデルといって、楕円のQ-RINGSのロゴがバッチリデザインされてますが、自分が好きなのは肉抜きされたリングの方。
軽量化のために無駄な物を削るストイックさをビンビンに感じちゃうんだ!
で、こうじゃ!
あれ!?

以下いい訳です。
- 最近毎週のように奥多摩の峠を登っている。(9、10月の獲得高度15,867m位)
- 走力アップ、体重ダウンを目指すも、そう簡単に達成できない。
- 今使ってるクランクって、52-36Tだよな。
- コンパクトクランク(50-34T)にしたら登りが楽になるんじゃね?
- どうせリング変えるなら、ROTORの楕円リング(Q-Rings)を導入したらいいんじゃね?
- のこのことフォーチュンバイクさんに相談しに行ってみたら、ROTORのProwerLTが特価セール中(しかも50-34TのQ-Rings付き)
- サイコン(SigmaROX10)はパワーメーターのデーターを表示できるので、追加投資無し。
- ROTORのクランク、俺の中で最高にカッコいいと話題に。
あーあ。買っちゃった。
実際、どうか。
11月1日に自転車を預け、翌日には受け取り(フォーチュンバイクさん、高速作業いつもありがとう!)、3日に奥多摩(風張峠、武蔵五日市駅から風張峠を越えて奥多摩湖まで下りて、また風張峠を登って武蔵五日市駅へ戻るルート、94km、1700mUP)まで行ってきました。
- インナーが34Tで今までよりもずっと回しやすい(サイコンのデーター上、ケイデンスで10回転くらい上がりました)。
- 出力が可視化されたので、ペーシングが楽になった。
心拍とは違い、ペースを測る基準としてぶれないので、ヒルクライムで一番重要なペースを保つ走り方が客観的に行えるようになった(なりそう)。 → わかるパワートレーニング - 楕円リングによるペダリングの効率化は、ごめんなさい、俺の感覚ではちょっとまだ掴めなかったです。それよりも34T化で登りでもケイデンスを稼げるので速度が上がった。
なにせまだ1度しか走ってないので、「なった」と変化を断言できるほどの自信はないのですが、手ごたえはあります。
特に出力の可視化の部分で「ああ、なるほど」と腑に落ちる感じはありました。
トレーニング?
パワーメーターをインストールしたものの、レース指向ではないのは引き続きのスタンスでして。一方で速く登れるようになりたい、といううっすらとした願望があるので、そのためにせっかくパワーメーターを導入した訳ですし、パワーメーターを活用したトレーニングで走力を上げていきたいな、と思ってます。
(と言いつつも、ヒルクライベントに出てもいいかなぁ)
フォーチュンバイクのスタッフ、ゆうた君にパワーメーターを使ったトレーニングを教えてもらったんで、走力アップしないとダメな状況に追い込まれておりますががが。
最後に、秋深まる最近の奥多摩の様子を
もっと遠くを走りたい。好きなだけ、好きなところを走りたい。